筋トレはイメトレが大切

こんにちは。
レイクリニックの看護師、中村です。

頬のたるみは顔の筋肉の衰えが原因で起こることがあります。

皆様は運動不足で足の筋力が低下すると、階段登るのがツラく感じたことはことはありませんか?(私は何度もあります)

足の筋力が低下するのと同じ現象が顔にも起こります。
例えば外出自粛で人との会話が減り、笑うことが減ると、口角を上げる筋力は低下します。

また、老化すると筋力も衰えるのと同じく、顔の筋力も老化で衰えます。

口角を上げる筋力が衰えれば頬は下がります。これが「たるみ」の原因の1つです。
(たるみの原因には筋肉の他、顔の脂肪や骨も同じく老化しますので、こちらもたるみの要因です)

口角を上げる筋力低下を予防するには、体と同じく運動が必要です。それが表情筋トレーニングです。

表情筋の筋肉の名前を言われても、その筋肉がうまいこと動く訳ではないので、スポーツ選手がよく行うイメージトレーニングを私は取り入れています。

イメトレすると、案外上手くいくものです。

筋肉は伸び、縮みでその筋肉が動きます。歩く時は足の筋肉の伸び、縮みを繰り返し、尚且つ1つの筋肉だけじゃなく、繋がりを持っている筋肉と共に動いています。

筋肉の伸び・縮みには『ある仕組み』があり、この仕組みを理解するとイメージしやすくなります。

『ある仕組み』とは、

例えばゴム(パンツのゴムなど)の場合、端と端を手で持って両方に伸ばすことができます。そのゴムの端をテープか何かで壁にくっつけます。そうすると、そのゴムを伸ばすには、くっついていない方の端を手で持って伸ばします。この場合、手で持っている方向にしか伸びません。

手で伸ばしたゴムを離すと壁に向かって戻り(縮み)ます。戻っていくのはゴムの力です。これが仕組みです。

今度は、その仕組みを顔の筋肉(表情筋)に例えます。
なにもしない無表情の状態が筋肉が伸びている状態です。目尻にはゴムの端がくっついています。もう一方は口角で引っ張っている側です。
無表情の状態は口角に向かって伸びている状態とイメージします。そこで笑顔を作ると口角側を離してくっついている目尻に向かってゴムが縮みます。これが口角を上げるときに使うイメージトレーニングです。

イメージできましたでしょうか?

ゴムはゴムの力で勝手に縮んでいきますが、表情筋の場合は自分の意思で動かさないと縮みません。
自分の意思でしか動かせない…

つまり、
この動きは自分にしか出来ないのです!

ここで目尻に向かって縮む時に邪魔する筋肉がいます。それをお助けしてくれるのがボトックス。注射をすると余分な力に邪魔されることなく、鍛えやすくアシストしてくれます。

また、ゴムが伸びきっていても縮む力がなくなるので、新しいゴムのように再生させてくれるのがハイフ治療です。

縮む力は自分の意思でしか動かせないので、レイクリニックは表情筋トレーニングを推奨しているのです。

良い表情作り、良い印象作り、老化予防に
『表情筋トレーニング+ボトックス+ハイフ』
は最強の組み合わせと私は考えています。

表情筋トレーニングは難しく感じてやめてしまいがちですが、イメトレを使って楽しんでやってみませんか?

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(※本物の筋肉はもっと複雑な仕組みで動いており、目尻と口角の間には他の筋肉も関与しています。ここでの説明はあくまでもイメージです。)

中村

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