看護師の中村です。
まぶたが重く、皮膚がたるむと目が老けた印象になります。
まぶたが重くなる原因のうち、自分で予防できる事があります。まぶたを開ける筋力をつけることです。
まぶたの筋力が弱まっているかは、セルフテストが出来ますので、是非やってみて下さい。
~セルフテストのやり方~
目を閉じて、目とおでこの力を抜き、両方の眉毛を人差し指、中指、薬指の指先で触って下さい。ゆっくり目を開けます。この時、指先でさわっている眉毛が動いたら、まぶたの筋力が弱っているかもしれません。
ちなみに、目を開ける筋力は眼輪筋ではありません。眼輪筋はギュッと目をつぶる時に動かす筋肉です。この筋肉を鍛えてもまぶたの筋肉は鍛えられません。それだけではなく、この筋肉が凝り固まると目を小さく押し潰す原因になるので、レイクリニックの表情筋トレーニングでは鍛えません。レイクリニックでは、老化予防と綺麗な骨格筋を作るためのトレーニングを推奨しています。
まぶたを鍛えるには、セルフテストで眉毛を触った指で眉を動かないように押さえてまぶただけを使って目を開けるトレーニングをします。
このトレーニング、簡単そうで意外と難しく、ちょっとしたコツが必要です。また、眉を動かして目を開ける癖がついてしまっていると、なかなかその癖を直すのは困難です。それでも、目の老け防止にはこのトレーニングが1番効果的です。おでこのシワの原因も眉を上げるからシワになりますので、おでこのシワ防止にもなります。将来的に眼瞼下垂の予防にもなるので、皆さんに適応があるトレーニングだと思います。コツやトレーニングのやり方、毎日続ける方法は、表情筋トレーニングを受けてみて下さいね。
トレーニングに加えて、おでこのボトックスもまぶたの老け防止には有効です。常に指で押さえているのと同じ状態にできます。日常的に眉毛を上げて目を開けるのが癖になっている人にとって、ボトックスは癖の改善と日常的にトレーニング出来るようになるので、まぶたの筋力がより付きます。
まぶたの皮膚のたるみにはアイサーマが必要です。目に医療用コンタクトをして、直接まぶたに高周波の熱を加えます。その昔まだ私が30代だった頃、まぶたの皮膚のたるみで目が重く手術をしようかと院長の衣原先生に相談したところ…
「アイサーマしてみよう!」
と、施術をしてもらいました。治療後はなんということでしょう!手術まで考えていたのに、すごく自然に重さがなくなり、20代の頃のまぶたに戻ったのです。それから、手術をしようと思うことが全くなくなりました(笑)
まぶたの治療は他にもあります。
マッサージピールをレイクリニックではまぶたにも施します。まぶたの皮膚に張りをもたせます。
そして、新しくまふだに出来るレーザーも導入しました!詳細はまた詳しく載せますね。
「まぶた」は顔のパーツの中ではとても小さく、目を開けているときには見えません。ですが、このたるみが老けた印象を左右します。皆様もご自分のまぶたに注目してみませんか?老ける前に防止しましょう。
中村