学会やセミナー、クリニックでも講演していると、たくさんの先生との双方向の意見交換から今の美容医療が何を求められているのか見えてきます。
たるみ治療の講演ニーズ、とても多いです。たるみ治療の最適を見つけることに、たくさんの医師の注目が集まっているのを感じます。
たくさんあるたるみ治療の中から最適な治療を選ぶことや診断技術を上げるのは一朝一夕にはいきません。日本の美容医療医師、みんなで頑張っています。
私も、自分にできることは何だろう、と毎日試行錯誤しています。
私は手術以外のたるみ治療が初めて開発された頃、美容皮膚科医になりました。
20年以上前のことです。
その後新しい治療がどんどん開発される時代に美容皮膚科医になったのは幸運だなぁと思います。
最初のたるみ治療はサーマクールです。サーマクールの発明は素晴らしいイノベーションでした。今では当たり前に見えていますが、機器を用いてたるみが治療できることは素晴らしいことなんですヨ。
当時を振り返ると、新しい知識を常にアップデートすることや導入コストなど、その時代ならではの大変さはありました。
たるみ治療が開発された、と言っても1つの治療で全てのたるみ症状をなくせる訳ではないので、どんな治療を併用するか、など考えることがたくさんありました。サーマクールしかなかった時代はものすごく長かったです。
おかげで無いところからどんな工夫をするか、出来ないを無くすためにどんな治療の開発を求めるか、など、今始めるのとは違う考察ができたと思います。
私が今の美容皮膚科分野に貢献できることが何かあるとしたら、長い経験からある学びを共有することかなと思っています。
今はたくさんの選択肢ある中から最適を選ばなきゃならない時代です。経験がないところからだとそれはとても大変な作業だと思います。
医療者には本当に必要な治療を選ぶための情報の整理と、ご自身の患者さんはどんな訴えが多いのか分類できる診断技術向上が求められます。
私は若い先生に向けて、何年も時間をかけた経験から学ばなくても良いよう、効率よく学ぶ環境を提供したいです。
患者様みなさま、日本の治療技術は世界的に見ても素晴らしいですよ。医師がみんな一生懸命です。常に情報アップデートしています。
安全に確実に誰にでも効果が出る治療の提供に、みんな本当に一生懸命です。
みなさまの健康のために私も頑張ります!
ブログに書きたいことまだまだたくさんあります。
機械によるたるみ治療、色んな治療があるのでその違いとか、ボトックスやヒアルロン酸など他の治療とバランスの取り方など。
必ず書きますので楽しみにしてて下さい。
クリニックにいらしたら、ブログに書いて欲しいこと教えて下さいね。